港湧水せせらぎコース

三島市から清水町、そして沼津市への道には「街の宝物」がたくさんあります。
水と文化があふれるこの道を歩いて、季節の移り変わりを楽しんでみませんか?

 

ルート&おすすめスポット


より大きな地図で 港湧水せせらぎコース を表示

おすすめスポット紹介

1・三島駅
三島駅
2・楽寿園
三嶋大社・神池

豪華な高床式数奇造り。天井や襖には二百十面にも及ぶ装飾絵画が描かれています。

3・源兵衛川
現兵衛川

「水の都・三島」の清流のシンボルである源兵衛川は、1960年代から湧水の現象が進み、雑排水の垂れ流しやゴミの放置などにより水辺環境が悪化しましたが、市民・企業・NPO・行政のパートナーシップによる環境改善活動により、美しい水辺環境が取り戻す事ができました。
川の中は遊歩道が続き、ホタルや沢ガニを見ることができ、子供たちの水遊びの場所として大人気で、三島を代表する水辺の風景になっています。

4・水の苑緑地
水の苑緑地

川沿いに草木が多く、水と緑が調和し四季折々の美しさが楽しめます。小さな池もあり、コサギ、カワセミ、カモなどが見られます。

5・清住緑地

「清住緑地」は、市街地の中にありながら、湧水や多様な動植物が生息する豊かな自然環境を残しており、この保全を図るとともに地域に親しまれる水辺空間を創造するため、計画段階から地域住民、NPO、行政などによる協働のパートナーシップのもと各々が活動の担い手となって水辺の整備が進められてきました。
ところどころで湧水を見ることができ、小川が流れ、草木がしげり、昆虫、魚類、野鳥などたくさんの生き物がすんでいます。

6・丸池
7・柿田川
柿田川

東洋一の湧水を誇る柿田川は名水百選にも選ばれ、四季折々の植物が美しい色彩で岸を彩ります。
周囲には水質に敏感なミシマバイカモをはじめ、珍しい動植物も数多く生息しています。
中でもアオハダトンボが見られるのは、静岡県内で柿田川のみだといわれています。

8・ナチュラルビレッジ
9・本城山

本城山は標高76.2mという10分前後で頂上に到達できる小さな山で、狩野川が大きく迂曲し、柿田川との合流場所に位置しています。
一帯は桜が多く、狩野川沿いの桜並木は散策にも最適です。
また、冬の夜は周囲の住宅のイルミネーションが盛んです。

10・香貫山(香陵台)
香貫山

市街地の南東部にある標高193mの山。 展望台からは市街地と富士山、そして遠くは南アルプスの荘厳な姿が一望できます。
手軽なハイキングスポットとして人気があり、山頂の展望台に向かってコースも整備が進んでいます。
中腹の香陵台は桜の名所で、野鳥の宝庫でもあり、留鳥や渡り鳥などが豊かな自然の中で餌をついばんでいます。
キジやヤマドリ、コジュケイなどの大型の鳥から小鳥まで多種多様です。

11・狩野川

狩野川は、四季折々のイベント素晴らしい舞台です。
春は港、湧水、せせらぎウォーク、夏は狩野川花火大会、ぬまづサマーガーデン、秋はよさこい東海道、冬はウィンターステージで大勢の人達に親しまれています。
晴れた日には富士山が目の前に迫ってくるほどの迫力ある遊歩道が続いているので、水辺の散策を楽しむことが出来ます。

12・沼津港
13・びゅうお
びゅうお

沼津港大型展望水門「びゅうお」は、沼津港内港、外港を結ぶ航路より進入する津波を防ぐ為に作られた水門です。
北に愛鷹山・富士山・南アルプスを望み、遠く静岡まで見渡せる展望回廊。
また、箱根連山や沼津アルプスを見渡し、眼下に広がる我入道海岸の先には、駿河湾に突き出した大瀬崎をくっきりと見ることができ、360度の眺望を楽しめます。

その他・散策ポイント

沼津は・・・静岡県東部の政治・経済の中心沼津市は、温暖な気候風土に恵まれた景勝の地です。
折々に変化する豊かな自然の恵みと細やかな人情は、訪れる人々にやすらぎとにぎわいのある街を実感させてくれることでしょう。

我入道の渡し

沼津千本浜の打ち寄せる潮騒と降りそそぐ陽の光を感じながら、心地よいウォーキングが楽しめる海辺の散策路。
千本浜の公園の周辺は特に松原ごしに見える富士山、愛鷹山や、駿河湾に沈む夕陽が美しく、多くの文人や著名人をこの地に引き寄せてきました。
また沼津港と我入道の間の狩野川には、情緒たっぷりの渡し船が復活。
橋を使えば車で数十秒のところを、気さくな船頭さんの話を聞きながらのんびりと船で渡るのはちょっと贅沢な気持ちになれるのでは。

あゆみ橋・中央公園

沼津の狩野川市民の憩いのスポット。
沼津は旧東海道道筋の城下町で、城の脇を狩野川に沿って東海道が走っていました。
城は明治初頭に取り壊され、現在は中央公園に石垣と、石垣のモニュメントが残され、あゆみ橋から御成橋にかけての水辺は再開発により美しく生まれ変わりました。
御成橋付近の階段堤では四季折々のイベントが行われ、市民の憩いの場としても定着しています。

清水町は・・・富士山の伏流水を水源とし、名水百選にも選ばれている柿田川湧水群を、包むように位置する町です。

八幡神社・対面石

旧東海道沿い、沼津との境付近に位置する神社です。
社宝には徳川家康奉納太刀など多くの寄進があります。
境内北隅には、源頼朝と弟の義経が対面した時に腰掛けたと言われる対面石があり、幹も種もねじれている「ねじり柿」と呼ばれる柿の木を見ることが出来ます。

眼鏡橋

眼鏡橋は、柿田川下流近くの柿田橋下に位置する、明治に作られた石製の橋の遺構です。
ゆるやかな湧水群で、ここだけが大きな水しぶきが見られます。
水質の違いで二色に分かれて見える狩野川と柿田川の合流なども、スケッチ・写真愛好家などにも好まれています。

三島市は・・・富士山の雪解け水が溶岩の中を延々と流れ、夏季には市内のあちらこちらに湧き出ています。
三島市ではこの豊富な湧水と清らかな流れが暮らしの中にとけこみ「水の都・三島」と言われています。

三島梅花藻の里

水のきれいな所でしか生育しない「ミシマバイカモ」は楽寿園の小浜池で発見され、梅の花の形に似ていることからこの名前がつきました。
ここでは市民・NPOの手により「ミシマバイカモ」が美しく育てられています。

白滝公園

大きな欅の木々があり、心地よい木陰を作っています。
足元には溶岩が露出し、あちこちで富士山の雪解け水が湧き出し、少し離れた菰池からの湧水と合流し、桜川となっています。
毎年夏頃、水の湧き出す様子を間近で見ることができます。

中郷温水池

ここからは美しい富士山を眺めることができることから、三島市の展望地点に指定されました。
ビオトープ型に整備されたこの場所は、静岡県都市景観賞を受賞しました。